ドクターフィッシュの飼育方法

弱ってきたとき

 

飼育していると1匹、2匹変な行動をとるドクターフィッシュがいます。いつもと違う感じで動いていたら怪しいと思ってそのドクターフィッシュの動きに注意を払っておいてください。

 

変な行動をとる理由として考えられるのはドクターフィッシュが病気の可能性があります。ドクターフィッシュは弱ってくると動きが遅くなります。

 

また水底の方でじっとしていてあまり動かない場合や、一定の場所から動かない場合も危険です。しばらく注意してドクターフィッシュを見守るようにしましょう。このようなときは基本的には放置して、弱っていると思われるドクターフィッシュの動きをチェックしておきます。人間の力でどうこうしてあげられることはほとんどないので、基本は生態系の自然な生命力に任せるしかありません。

 

このようにして弱ってきた魚を放置しておくと、そのうち元気な魚に攻撃されて食べられてしまうことが多いです。弱ってきた魚を見殺しにするのが辛いという人は水槽の中に囲いで隔離エリアを作って見守るといいと思います。この隔離している間に元気になることもあります。

 

ドクターフィッシュを飼育する場合の注意点として、水位に関することがあります。ドクターフィッシュを飼育する環境は37度程度の温水のため高温で意外に水が蒸発して減っていきます。2日くらいたっただけですぐに水位が下がってきますから、下がったことに気が付いたら元の水位まで水を補充しておきましょう。このとき補充する水はカルキ抜きしたものを入れて、水温が32度~37度になるように保ちましょう。